京野菜の賀茂茄子を栽培しています。
京都のブランド野菜で京野菜である賀茂茄子を今年初めて菜園で栽培
しています。
初夏からは日照りが続き、その後台風や豪雨で中々満足な実がつきません
でした。
このところやっと可愛い艶のある実が付きました。
賀茂茄子
京都で古くから作られている茄子で京の伝統野菜や京のブランド野菜として設定
されています。
丸くて光沢があり肉質も緻密でとても美味しいです。
油との相性も良いので田楽に使われるのが多いです。
煮崩れしにくいので、煮物でも使用できます。
賀茂茄子は京都の代表的な夏野菜です。
京都市内の北部(北区)上賀茂の農家さんで栽培されているのが多いです。
棘が鋭いのでちょっと怖いです・・・
色々珍しい野菜を栽培しているのですが、以前にもお話した様に
京都での栽培と言う事の有り難さに気づき京野菜も栽培して行こう!
と夏場から意識して京野菜の栽培も取り入れています。
賀茂茄子はなんと言っても田楽が一番好きです。
大きな丸茄子なのですが、肉質はしまっていて繊細です。
厚めの輪切りにして多めの油でフライパンで焼き、蓋をして少し蒸らします。
そのあと田楽味噌をぬって、山椒の葉っぱを飾っただけで、凄く料理上手
になった気がします。(^^;)
茄子はとても水が大好きです。
雨が降った数日後の茄子は急に大きく成り水分もあり美味しいです。
今年は水不足の為か中々実がならなかったり、大きく成らずに固くなって
しまったりしていました。
ここにきてやっと少し収穫出来ました。
収穫時はツヤツヤ・ピカピカなのですが、日がたつ毎に皮の光沢が
落ちてきますので早めに食べた方が綺麗です。
賀茂茄子は高級野菜です。
夏場のご贈答用は綺麗な箱に1つずつ用紙に包まれて高級感たっぷりです。
高い果物のような装いです。
今年の夏は全体にお野菜の値段も高かったのですが、デパートの地下
野菜売り場で「賀茂茄子」を見たら1つ800円でした。
え!800円!とビックリしました。
話はそれますが「コリンキー」と言う生で食べられる南瓜の1つ800円
でした。
どちらも驚きです。
5月頃から上賀茂の地域ではハウスの中でゆったりと賀茂茄子が栽培
されていました。
私の菜園の様に沢山実を付けようと言うよりは、高級な数個を大切
に育てる感じです。
箱入り娘です。(*^_^*)
今年初めて栽培したのですが、取り分け他の茄子と栽培方法が変わる
感じでは無いので、又来年も栽培計画には入れたいと思ってます。
来年はもう少し水の管理を上手く作業計画に取り入れないと今後は
夏場の水やりが大変になりそうです。
上賀茂の賀茂茄子は8月上旬には大半終わっていました。
今は冬用の畝を作られています。
冬の上賀茂の定番野菜は「すぐき」です。
蕪の一種です。
この「すぐき」は野菜として食べるよりお漬け物が有名です。
乳酸菌発酵させて酸味あつお漬け物です。
このお漬け物も冬の京都の代表「千枚漬け」と共に有名です。
このお漬け物も近年は恐ろしく高価になってきています・・・
地元で育った主人が大好きなのですが、高いので私は買いません!
毎年実家の母が行きつけの農家さんに注文しておいてくれますのでお正月に
貰って帰ります。
賀茂茄子の後、綺麗に片付けられた畑には恐らく「すぐき」の種が蒔かれる
事と思っています。
秋には上賀茂の畑は「すぐき菜」一色になる程です。
京野菜は年々お値段が上がっている気もします。
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