◇珍しい野菜作り(栽培)◇
栽培中のカリフラワーの様子です。
春収穫のカリフラワー「スノークラウン」の様子です。
秋収穫の「スノークラウン」は何時も純白に仕上げる事が出来るの
ですが、毎年春収穫の物は紫色になってしまいます。
今までで一番紫色になっているかも知れません。
純白の「カリフラワー」の栽培は、花蕾がチラッと見えたら葉を
紐で括ってお日様が当たらなく成るようにします。
お日様があたらない様にするのも大切なのですが、紫色に変色するのは
アントシアニンが影響しています。
これは栽培中に冷気に当たるとそうなるのですが、今回はその事も
視野に入れて、苗を定植した時にはビニールと不織布の二重のトンネル
にしました。
そして暖かく成ってからも、霜や朝晩の冷気に少しでも影響されない様に
ぎりぎりまでビニールトンネルをして、連休明けにやっとビニールを外しました。
それでも少しでも気温の急変と日光の影響を避けるために不織布のトンネル
を設置して栽培していました。
それからセオリー通りに、小さな花蕾が見えたら葉で包みました。
でも・・・でも・・・紫色になっています。
理由は何となく解っているのです。
葉で包んだときに気になっていたのは、葉の大きさが足りない感じ
がしたのです。
葉をもう少し大きく成長させておかないと、寒さからもお日様からも
花蕾を守ることが出来ないので、始めにもう少し葉を大きく成長させて
置かないと駄目だったのだと思います。
何だか葉が小さく細いので隙間だらけな気がします。
まだまだ「カリフラワー」栽培も奥が深いです。
紫色になったカリフラワーは茹でるとアントシアニンが水に流れ出して
しまうので、仕上がりは白くなります。
来園も春収穫の「カリフラワー」を純白に収穫する為にチャレンジは
続けて行きます。
品種の検討も必要かも知れません。