焼杉板を試しに作って見ました。
小屋やバイオトイレを作るときの壁板として使用したいと考えている焼杉の板です。
自作したかったので試しに作って見ました。
結果は・・・まだまだ斑だらけですが理由やコツが何となくつかめたので次はもう少し上達していると思います。
準備する物
杉の板
3枚で三角柱を作るので、3枚は必要です。
ホームセンターで事前に購入しました。
長さは今回は2mの板を使用しています。
手袋
火を扱うので、耐火性の手袋を必ず使用して下さい。
使用したのは皮の厚めの手袋です。燻炭を焼く時にも使用しています。
これは絶対に必要です。板の間からも熱が出て来ます。
ゴムなら一瞬で溶けてしまうので、何時も使っている菜園作業の手袋は使いません。
水
火を使うので水の準備を忘れないで下さい。
もしもの時、即対応出来る水の量を準備を。
最後に焼けた板に水を掛けて火消しをします。こちらはホース等で水を掛けられる
用にして置いて下さい。
紐
板3枚を組み合わせて止める紐です。
ビニールなど火に溶ける物は止めた方が良いです。
今回は太めの麻紐を使用しました。板を組み合わせて括る前に十分水に浸して濡らしておきます。
板を立てる度台
火を付けてから煙突のように立てる時の度台となる場所です。
下からも空気が入った方が良く燃えるので、度台があった方が良いです。
今回はブロックを組み合わせてその上に立てて持ちました。
カンナくずと藁
杉板の三角柱の下の部分にカンナクズや藁を入れて中に火を付けます。
量がまだこれくらい!と確信持てる自信が無いので、次に検証したいと思っています。
焼き方
先ずは杉板3枚を組み合わせて三角柱を作ります。
十分濡らした麻紐で両端を縛ります。
下になる部分にカンナくずと藁を詰め込み火を付けます。
火を付けて中で燃えているのを確認出来たら、事前に準備しておいたブロックの台の上に煙突状に立てます。
火を付けた方が下になります。
その時に煙突状になっているので空気が入りかなりの勢いで燃えます。
必ず耐火性の手袋をして、風上に立って持って下さい。
煙や火が自分の方に来ないように十分注意が必要です。
風の強い日は特に気を付けて下さい。
火を付けてから下から順番に木のつなぎ目を少し離して空気を通します。
鎌や金属製の物で少しこじ開きます。
そうするとそれぞれの木の端にもちゃんと焦げ目がつきます。
それが解らなかったので今回は端っこに焦げ目が付いていません。
時間は本当は五分くらい待つのが良い様です。
でも初めてでちょっと怖かったので、今回は2分30秒くらいで空けてしまいました。
なので下の方しか独特の鱗状の焼き目が付けられませんでした。
今回は作業を始めると急に風が強くなったのですが、注意してやってみました。
動画では風の音が大きくて見にくくて済みません。
だいたいどのくらいの火力か勝手がわかったので、次はちゃんと燃やす藁の量や時間についても
検証して報告したいと思います。
この焼杉の板でちゃんと小屋の外壁ができたら格好いいな~と思います。